東京ローズとは?正体不明の女性の裁判!中森明菜との関係は?

こんにちは。

今回は

東京ローズ

に注目してみたいと思います。

私も最近知った言葉なのです。

そしてなぜか分からないのですが、人を惹きつける、なぜか気になってしまう、引力を持った言葉のように感じます。

いったい東京ローズとは何なのでしょうか?

深く掘り下げていきたいと思います。

ぜひ最後までご覧ください。

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東京ローズとは何か?

東京ローズとは何か?

それは

太平洋戦争中、日本軍が連合国向けに行ったプロパガンダ放送を担当していた女性アナウンサー

の愛称のことです。

これだけだと何のことか分かりにくいと思いますので、細かく説明します。

まず太平洋戦争、日本軍、女性アナウンサー。

この3つについてはとりあえず置いておきます。

問題は「連合国」「プロパガンダ放送」の2つです。

まず「連合国」というのは、太平洋戦争時、日本軍を中心とする枢軸国と戦っていた国のことです。

枢軸国は「すうじくこく」と読みます。

枢軸国には日本以外には、ドイツ、イタリア、などがいました。

そして連合国には、アメリカを中心に、イギリス、オーストラリアなどがいました。

次に「プロパガンダ放送」です。

「プロパガンダ」というのは、現在では「政治宣伝」と訳されることが多いのでずが、太平洋戦争当時の状況に当てはめると、

相手の心理状況をこちらの意図する方向へ誘導する行為

と言うのが最も適当でしょう。

ですからプロパガンダ放送というのは、

敵(連合国)の心理状況を日本軍(枢軸国)の意図する方向へ誘導するための放送

と言えます。

ここから先は分かりやすいように

枢軸国を「日本」

連合国を「アメリカ」

と表現します。

以下で更に深めていきます。

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日本はなぜ東京ローズを生み出したのか?

プロパガンダ放送を担当していた女性アナウンサーのことを東京ローズと呼んでいたのは、先程お伝えした通りです。

そしてその内容とは、女性アナウンサーが、アメリカ兵に対して

「あなたが命がけで戦っている最中に、あなたの奥さんや恋人は浮気をしていますよ」

といったようなものでした。

なぜ日本はこのようなプロパガンダ放送をしたのでしょうか?

それは、

「アメリカ兵を不安にさせ、戦闘意識を低下させるため」

です。

戦争もそうですが、あらゆる戦いにとって最も重要なのは「迷いがないこと」です。

絶対に相手を倒すということに対して、一変の曇りがないのが最強の状態なのです。

そこで一番危険なのは、

・迷い

・不安

・混乱

です。

「この戦争に果たし何か意味はあるのだろうか?」

「敵を倒して自分は何か得ることが出来るだろう?」

という迷い

「私の妻はもしかして他の男と浮気をしているのか?」

「私の恋人はもしかして他に恋人が出来てしまったのか?」

という不安

「この放送で言っている内容は本当とは限らない」

「でもそれが嘘であるという証拠はない」

という混乱

どんな巨大で強力な軍であっても、それを支えているのは一人ひとりの兵士たちです。

もしも1人あたりの戦闘能力を30%低下させることが出来れば、軍の戦闘能力を30%低下させることが出来ます。

日本は戦争でアメリカに勝つために、東京ローズという存在を生み出したのです。

東京ローズの正体に迫る

太平洋戦争はアメリカの勝利に終わりました。

日本は敗戦したのです。

戦争が終わり来日したアメリカ人記者たちは

「東京ローズの正体は誰なのか?」

を突き止めるため、GHQが止めていたのにも関わらず探し回りました。

しかし取材を受けた日本のラジオ局の関係者たちは、東京ローズが戦犯扱いされることを恐れて、彼女たちの名前を隠し続けました。

戦争はアメリカが勝ちました。

しかし東京ローズの存在がアメリカ兵に戦力低下などの影響与えたと判断されれば、東京ローズの女性たちが罪を問われる可能性がありました。

だから東京ローズの正体は分からなかったのです。

しかしそんな中でただ1人、

アイバ・戸栗・ダキノ(アイバ・戸栗・郁子)

という女性だけが、自らが東京ローズの一員であったと認めてしまったのです。

このことが後の彼女の運命を大きく狂わせることになりました。

東京ローズの裁判の結末

アイバ・戸栗・ダキノさんは戦争が終わったあと、反逆罪の容疑で巣鴨プリズンに投獄されました。

しかし証拠なしとして、その後、釈放されました。

その後、祖国であるアメリカに帰国したのですが、そこで起訴されてしまったのです。

アイバ・戸栗・ダキノさんは裁判で「国家反逆罪」の罪に問われました。

国家反逆罪というのは、国家に対する反逆行為を罰すための法律です。

実はアイバ・戸栗・ダキノさんはアメリカ国籍を持つ日系1世でした。

そのため彼女にとっての祖国というのは「アメリカ」になるでのです。

つまりアメリカ人であるのにも関わらず、アメリカに対して反逆的行為を行ったとして罪に問われたのです。

裁判でアイバさんたち弁護側は「アメリカ兵の戦闘意欲を削ぐ目的はなかった」と容疑を否認しました。

それにも関わらず、アイバさんは

「禁錮10年、アメリカ市民権の剥奪」

という極めて思い判決を下されてしまったのです。

客観的な証拠がないのにも関わらず罪があったと判断したのは、アメリカの威厳のためだったのでしょう。

「反逆行為があった」のではなく「反逆行為があったと思われる」程度だったのに、アメリカはアイバさんに罪をかぶせたのです。

正当な裁判ではなかったことは確かです。

その後、アイバさんは服役することになりました。

しかし模範囚であったため、6年2ヶ月で釈放されています。

東京ローズと中森明菜

実は中森明菜さんが「Tokyo Rose」という曲を歌っています。

発売されたのは1995年、自身32枚目のシングル曲でした。

作詞は

中森明菜

上澤津孝

の共作でした。

果たして、

「東京ローズ」と「Tokyo Rose」は関係があるのでしょうか?

このことに関しては明らかにされていませんが、「Tokyo Rose」を製作した関係者の誰一人として「東京ローズ」のことを知らなったというのは考えづらいです。

ですから「Tokyo Rose」は少なくとも「東京ローズ」にインスパイアされた作られた曲である可能性が高いと思います。

それは歌詞にも表れています。

「優しい言葉はバイオレンス」

「傷口に滲みるレミネセンス」

という表現に、東京ローズの女性たちの甘くささやく絶望的な内容の声と共通するものを感じるのです。

真実は分かりません。

ですが私は関係があると思っています。

まとめ

今回は東京ローズについて紹介させていだきました。

個人的にはとても魅力的で、探究心をくすぐるテーマでした。

まだまだ東京ローズには謎が多そうです。

もっもともっと知りたい。

今、そんな気持ちです。

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