こんにちは。
今回は福岡ソフトバンクホークスの
デニス・サファテ
投手に注目してみたいと思います。
それというのも
「サファテがキレた!」
というニュースが飛び込んできたからです。
サファテ サヨナラ被弾に怒り抑えきれず「みんな疲れている。先発陣は何か感じて」#npb #sbhawks https://t.co/LNGAbtmZsJ
— スポーツナビ 野球編集部 (@sn_baseball_jp) 2017年8月1日
「先発投手の降板が早すぎる」として、首脳陣に苦言を呈したというのです。
この見出しだけを見ると、サファテが怒った、怒鳴ったかのように思えます。
しかし事実は違います。
サファテは穏やかに、チームの抱える問題に対して意見を主張したたげなのです。
そしてこの問題は実は
「ソフトバンクホークスのファンでなければ真相が見えない」
ことでもあります。
もちろん私はソフトバンクホークスのファンの一人です。
そこで今回は
サファテがキレた理由
ソフトバンクホークスファンの意見
工藤監督の采配
ソフトバンクホークスの先発陣
ソフトバンクホークスの打撃陣
などを中心に書いていきたいと思います。
よろしけれ、ぜひ最後までご覧ください。
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サファテがキレた理由
まずサファテ投手は決してキレたわけではありません。
しかし「怒った」だと弱い感じがするので、あえて「キレた」と表現します。
8月1日、オリックス対ソフトバンクの試合が行われました。
この試合に先発したソフトバンクホークスの石川投手は5回も持たずに降板しました。
3失点でしたので、まだ投げさせることは出来たのですが、これ以上離されたくなかった工藤監督は早々に石川投手を諦めたのです。
そして次に登板した飯田投手が押し出しのフォアボール。
スコアは、オリックス4対1ソフトバンクとなりました。
ソフトバンクホークスは強いチームです。
しかしあまり逆転して勝つと印象は正直ありまりありません。
なので
「ああ、今日の試合は負けたなあ」
と思いました。
しかし、同時にホッとしたのも事実です。
それは
「中継ぎ陣が休める」
と思ったからです。
負けるのは残念だけど、中継ぎ陣にとってはいい休養になるから仕方ない。
そんな気持ちだったのです。
正直に言えば、この試合はソフトバンクにとっては負け試合でした。
しかし勝ちにこだわった工藤監督はその後
・岡本
・森
・嘉弥真
・岩嵜
と次々に中継ぎ陣をつぎ込みました。
頑張って0点に抑えてくれたおかげで、9回表、3点を取って同点になり、試合は延長戦になりました。
そして延長12回、最後の投手としてサファテを使ったのです。
そしてサファテがロメロにホームランを打たれ、ソフトバンクはサヨナラ負けしました。
そしてサファテは試合後、
「先発陣がこれだけ早いイニングで降板していたら、中継ぎは休む日がない。もっと先発陣には長いイニングを投げてほしい」
と注文をつけたのです。
「サファテ投手は個人的な理由でキレたのではなく、中継ぎ陣みんなのために意見を言った」
というのが事実です。
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ソフトバンクホークスファンの意見
私は今回の件でソフトバンクホークスの意見をたくさん見てみました。
そして分かったことは
「ソフトバンクホークスファンは全面的にサファテ投手を支持している」
ということです。
100%と言っても過言ではありません。
サファテ投手がサヨナラホームランを打たれたことを責めている人は一人もいません。
ホークスのファンは中継ぎ陣が酷使されているこをよく分かっています。
私はホークスのファンなので、試合をテレビを見ながら、Twitterでのつぶやきを見たりすることも多いです。
まとめサイトもチェックしていますし、どんなコメントがあるのかも良く見ています。
そこでよく見かけるのが
「中継ぎ陣を酷使しないでくれ!」
というファンの声なのです。
特に
・森唯斗
・岩嵜翔
・サファテ
この3人の投手は使われすぎです。
ホークスのいわゆる「勝利の方程式は」
7回 … 森唯斗
8回 … 岩嵜翔
9回 … サファテ
となっています。
ですから、良く投げることになるのはある程度は仕方ありません。
しかしそれにしても使われすぎなのです。
特に岩嵜翔投手の使われ方は酷いです。
試合数の半分以上を投げていますから。
連投は当たり前、回跨ぎをすることもあります。
8月1日の試合もそうでした。
そして先日の試合ではサファテ投手が回跨ぎをしました。
岩嵜、サファテはもうヘロヘロでしょう。
ホークスファンは確かにチームに勝ってほしいです。
贔屓のチームに勝って欲しい気持ちは誰しも同じです。
しかし本当のホークスファンは
「負けてもいいから、中継ぎ陣を休ませろ!」
と思っているのです。
工藤監督に考えがあってやっていることはもちろん分かっています。
でもホークスのファンとしては
「先発が早い回で打たれても7回までは変えないでほしい。その結果、試合に負けても構わない」
と思っています。
とにかくホークスファンは中継ぎ陣が心配で心配で仕方がないのです。
今回のサファテ投手の意見にはホークスファンのみんなが賛成しています。
工藤監督の采配
工藤監督はピッチャー出身です。
ですからピッチャーの気持ちは理解出来るはずです。
しかし投手起用を見ていると、まるで野手出身の監督のように見えることも多いです。
つまり中継ぎ陣の気持ちが全然分かっていないということです。
まず工藤監督は、
「先発陣を変えるのが早すぎ」
です。
もちろん試合に勝つためだというのは理解できます。
しかしまだ4回、5回の時点でもよく変えるのです。
ですから必然的に中継ぎ陣の登板が多くなってしまいます。
そして
「中継ぎ陣を細かく使いすぎ」
です。
ホークスには嘉弥真という左腕の投手がいます。
主に左打者のワンポイントリリーフとして起用されています。
基本的には左打者のみ。
右打者に慣れば変えられることかほとんどです。
ワンポイントですから、結果的に1回だげで3人の投手を使ったということもよくあります。
まずは嘉弥真投手にワンポイントだけではなく、回が終了するまでは投げさせてください。
中継ぎ陣には最低1回。
最高でも1回に限定して投げてもらう。
つまりワンポイントはさせない。
そして回跨ぎはさせない。
これを徹底してほしいです。
もちろん素人の意見なのは百も承知です。
しかしホークのファンの気持ちとしては近いと思っています。
勝利至上主義で中継ぎ陣の扱いが酷いままだと、いつかホークスは崩壊します。
そうなる前に、工藤監督には手をうっていただきたいです。
ソフトバンクホークスの先発陣
ソフトバンクホークスは強いチームです。
そして投手が凄いと言われています。
確かに投手は素晴らしいです。
しかし本当に素晴らしいのは先発ではなく中継ぎ陣です。
それは防御率に如実に現れています。
現在のホークスの先発陣で完投が期待できるは、正直
「東浜巨」
投手だけです。
「千賀滉大」
投手も完投は出来そうなのですか、怪我から復帰したばかりということもあり、監督が無理をさせません。
ですからやはり現状は東浜巨投手しか完投の可能性がありません。
ホークスの中継ぎ陣は12球団でナンバーワンでしょう。
しかしそのため
「ホークスの先発陣は12球団で1番甘やかされている」
のです。
武田も、石川も、松本も、バンデンハークも、みんなイニング数を食えません。
故障明けだから、新人だからという理由はやめてほしいです。
だったら、2軍の若手を使ってほしい。
「1軍で先発させてやる。ただし150球まで投げさせる」
この条件でも喜んで手を上げるでしょう。
2軍の選手はハングリーだからです。
よく先発は「100球をめどに交代させる」と言います。
しかし実はこれがまず間違っています。
この100球というのは、アメリカのメジャーでの話です。
なせメジャーでは先発に100球以上投げさせないかというと
「先輩の登板感覚が中4日」
だからです。
それに対して日本では
「先輩の登板感覚が中6日」
もあるのです。
これほどの差が日米であるのに、なぜか日本でも100球にこだわっているのです。
そこには何の科学的根拠もありません。
ただなんとなくやっているだけなのです。
中6日あるのなら、150球までは投げさせてほしいです。
100球までというのなら、中4日で投げるべきです。
ホークスは中継ぎ陣が素晴らしいため、先発が5回、6回まで投げれば、あとはほぼ抑えてくれます。
そのための先発陣は無意識に5回まで、6回まで投げればいいという甘えが生じてしまっているのです。
先発陣は
「俺が先発の日は中継ぎ陣には休んでもらう」
そんな気概を持って投げてほしいと思います。
ソフトバンクホークスの打撃陣
ホークスの中継ぎ陣の酷使問題は、先発陣の甘えだけではありません。
実は打撃陣も大きく関係しています。
それは
「ホークスの打撃陣が打てない」
からです。
私はホークスファンです。
しかしホークスの打撃陣には迫力を感じません。
唯一ワクワクする、相手が怖いだろうなと思うのは
「柳田悠岐」
選手だけです。
あとの打者は相手も怖くないでしょう。
ホークスファンからすれば
・楽天イーグルス
・西武ライオンズ
の2チームの方が打撃陣の破壊力を感じます。
ホークスは12球団で1番給料を貰っているチームです。
あの読売ジャイアンツよりも一人あたりの年俸が高いのです。
当然、打撃陣の年俸も高いです。
・内川聖一
・柳田悠岐
・デスパイネ
・松田宣浩
・今宮健太
2軍にも高年俸の打者が山ほどいます。
もちろん活躍していればいいのです。
しかし現在のホークスの高年俸の野手の中で、年俸に見合った働きをしているのは
「柳田悠岐選手だけ」
です。
高年俸なのに、打てません。
こんなにも高い給料を貰っているのに、5点6点以上点を取ることがあまりありません。
なので、先発が3点以内に押さえても、1~2点しかリードできません。
そのためいつもいつも勝ちパターンの中継ぎ陣が使われることになるのです。
4点以上リードしていればそれ以外の投手を使えるのに、それが出来ないのです。
ホークスはいくらお金があるからといって
・2割4分の選手の給料を5000万円アップさせたり
・2割6分の選手に年俸4億円もあげたり
といった馬鹿げたことはやめてほしいです。
ファンが興ざめしてしまうのです。
柳田悠岐選手くらい活躍してくれれば、いくら年俸が高くても文句は言いませんから。
ホークスの中継ぎ陣の酷使は、不甲斐ない打撃陣の責任でもあるのです。
まとめ
今回はサファテ投手の発言から明らかになったソフトバンクホークスの中継ぎ陣の酷使問題について書いてみました。
今回はホークスについてかなりきつい意見を書きました。
しかし私は福岡在住であり、ソフトバンクホークスの大ファンです。
ホークスはいろんな面で恵まれています。
いや、恵まれすぎています。
だからこそ問題も多いのです。
一度、中継ぎ陣にリフレッシュ休暇をあげましょう。
その結果、チームが負けてもファンは怒ったりしません。
ぜひ長い目で見て、強いのはもちろん素晴らしいのですが、それ以上にファンに愛される球団になってほしいと願います。
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