テレビや映画などと違って映像がないのがラジオ。
頼りになるのは音と声だけ。
そんなラジオですが、私は中学生くらいの頃から聴いていました。
中学生の頃は地元のローカル局がやっていたラジオを聴いていました。
高校生になるとオールナイトニッポンを聴いていました。
そして今でも私はテレビを見るよりも
ラジオを聴いている時間の方が遥かに長いです。
今まであまり気にしたことはなかったのですが、
ラジオの魅力っていったい何だろう?と、
最近改めて考えることが増えました。
続いていることには、必ず理由があるといいます。
私は中学生の頃からずっとラジオを聴いている。
ということはそれにはきっと理由があるはずです。
その理由を探ってみたいと思います。
●魅力1「ある程度乱暴に扱っても大丈夫」
これはちょっと過激な表現かもしれせませんね。
詳しく説明させていただきます。
今の時代ではお風呂に入りながらスマホを見る方も多いかと思います。
実際に私もやったことがあります。
お風呂に入りながらスマホで動画を観たりするのは
やってみると凄く楽しいものです。
あのリラックスした状態で好きな動画を観たりするのは至福の時ですね。
でも一つだけ問題があります。
それはスマホが故障してしまわないかということです。
スマホは高価なものです。
種類によって違いますが、だいたい3万円以上はするでしょう。
なのでスマホを誤って湯船に落としてしまう恐怖がどうしてもあります。
それと湯船に落ちないように対策をしていたとしても
お風呂場は湿気が多いですから、それが原因で故障してしまう可能性もあります。
そこでラジオの登場です。
ラジオはまず値段が安いです。
1,000円あれば充分です。
ラジオはスマホと違って手にもったり、近くに置いておく必要はありません。
少しくらい離れていても音は充分聴こえます。
湯船に落ちる心配はないですし、湿気にも強いです。
万が一故障したとしても1,000円ですからショックも少ないです。
この気楽さはラジオの大きな武器です。
楽しさではスマホに軍配が上がりますが、気楽さではラジオが上なのです。
お風呂はリラックスするための場所です。
なのに心配するのは本末転倒です。
なので私は今はお風呂場でスマホは使っていません。
私はラジオが好きなので、もちろんラジオを大切に扱っています。
なので愛を持って多少乱暴にラジオを使っているといった感じです。
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●魅力2「偶然・偶然・必然」
ラジオを聴くときは2つのパターンがあると思います1
1.このラジオ番組を聴くと決めてからラジオ聴く。
2.なんとなく音が欲しくてラジオを流す。
ちなみに私は2つとも楽しんでいます。
食事のときはテレビを見ながらという方が多いと思います。
ですが私はラジオを聴きながらです。
食事の時間は決まっていないので、
そのときに聴くラジオ番組はバラバラです。
野球、ジャズ、歌番組、他にもいろいろあります。
結構、自分の興味のないラジオ番組を流したりしています。
そこで偶然に素敵な出会いがあります。
・地元で開催されるイベント情報。
・昔好きだった曲が流れる。
・初めて聴いたけど、いい曲だと思った。
・好きな芸能人がゲストで出ていた。
・気になっていたあるある情報の解説。
他にもたくさんあります。
私はこのラジオの偶然性が凄く好きです。
たまたまこのラジオを聴いていなかったら
もしかすると一生この曲や情報には出会えなかった。
そんなことを考えると運命を感じてしまうのです。
自分がいつも聴いているラジオであれば
あまりそんなことは思いません。
ですが、たまたまつけたラジオに興味のある
情報が出ていたりすると興奮してしまいます。
そうそう、それ知りたかったんだよね、といった気分になるのです。
そうなってくると、もうこれは偶然ではなく必然
だったような運命的なものを感じてしまうのです。
偶然のような必然。
私はこれがラジオの一番の魅力なのではないかと思います。
●魅力3「素の姿が見える」
テレビ番組というのは多くの出演者がいます。
それに対してラジオは出演者が少ないです。
1人の場合もありますし、多くても3人くらいまででしょうか。
私はパーソナリティが1人のラジオが好きです。
ラジオというのは、いろいろと決まり事があって
1秒以上の空白時間があってはいけないと耳にしたことがあります。
いわゆる「放送事故」というやつですね。
それが本当かどうかは置いておいて、
間をあけずに喋り続けないといけません。
ラジオにももちろん台本や進行表はありますが、
大部分はパーソナリティがその場で決めて喋らないといけません。
その場の雰囲気や空気感で話す内容も違ってきます。
ラジオは生放送の番組が多いです。
録音と違ってやり直しがききません。
そうなってくるとラジオに慣れていたとても、やはり緊張してしまうものです。
そこでパーソナリティが焦ったりすることもあるのですが
そこで素の姿が見えたりして、そこが面白いのです。
普段はなかなか見ることのできない素の姿が見えると
聴いているリスナーはなぜか嬉しくなってしまうのです。
なぜでしょうか、なぜかそうなんですよね。
それは魅力的で自分とは違う特別な人だと思っていても
実は自分と同じなんだと安心できるからかもしれません。
ふと見せる素の姿をライブで体験できるがラジオの大きな魅力なのです。
●魅力4「自分だけに語りかけてくれる」
私はこれがラジオの一番の魅力だと感じています。
この感覚はテレビでは味わえないものです。
パーソナリティが1人の場合は特に感じます。
パーソナリティは例えばハガキを読んでいるときは
そのハガキを書いた方に向けて喋っていると思います。
でもラジオを聴いていると、なぜか
自分だけに向けて語りかけてくれるように感じるのです。
ラジオというのはパーソナリティとリスナーの距離が近いのです。
多分パーソナリティもラジオでは素直になれるのではないでしょうか。
目の前には誰もいない。
でも自分の声を聴いている人が全国にいる。
いろんなことをイメージします。
目の前にはいない、けれどいる
誰かのことを思う。
それが優しさや思いやりや愛情になって
それがラジオの電波に乗ってリスナーの耳に届く。
ハートに届く。
だからリスナーは、自分だけに話してくれていると受け取る。
特に深夜のラジオではそれを感じます。
このパーソナルな空間が、関係性がラジオの最大の魅力だと思います。
●まとめ
ラジオのココが好き!「4つの魅力が電波に乗って」
を紹介させていだきましたが、いかがでしたでしょうか?
私はラジオが大好きで、その魅力は他にもたくさんあって
とても語り尽くせません。
映像のない音だけの世界。
だからこのそこには無限の魅力が詰まっています。
あなたも今夜ラジオをつけて、耳を傾けてみませんか?
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