林修先生が「林先生が驚く初耳学」に出演されていました。
私はこの番組が好きでよく見ているのですが、今回一番興味深かったのが
「キラキラネームと成績には相関関係がある」
という理論でした。
そこで今回は
- 林修先生のキラキラネーム成績理論
- キラキラネームをつける親とつけられた子供
- 東大合格者の親が子供にキラキラネームをつけない理由
などについて書いていきたいと思います。
ぜひ最後まで読んでいたたげれば幸いです。
スポンサーリンク
林修先生のキラキラネーム成績理論
番組の中で林修先生がおっしゃっていたことを整理すると以下のようになります。
- 約20年前にテストの成績順に名前を並べたところ、途中から名前が読めなくなった。
- 今年の東大合格者の名前をリストアップしたところ、全員の名前が読めた。
- 成績と名前には相関関係がある。
なるほど!
個人的にも凄く納得できますね。
簡単に言えば
「成績優秀な人間の中にキラキラネームはいない」
ということです。
もちろん厳密に言えば少しはいるでしょう。
しかし東大合格者の名前が全員読めたということは大変興味深いです。
東大には毎年、約3000人が合格します。
3000人のフルネームが全て読めるというのは凄すぎます。
普通に考えればあり得ないです。
仮に同年代の若者の名前をランダムに選んだとしたら、絶対にキラキラネームがあって読めないからです。
おそらくですが、京都大学の合格者の名前も、ほぼ全員読めるでしょう。
逆に言えば、偏差値の低い大学だと読めない確率も高いのでしょう。
プライバシーの問題などもあり難しいでしょうが、ぜひとも林修先生に検証してみてほしいです。
どんな数値やデータが出るのか、とても興味深いです。
結果を知りたい方はたくさんいるでしょう。
特にこれから出産を控えている方は、心から知りたいのではないでしょうか?
ぜひとも番組の中で企画していただけると嬉しいです。
たくさんの視聴者が楽しみにしていますから。
スポンサーリンク
キラキラネームをつける親とつけられた子供
最近は本当にキラキラネームが多いですね。
読めない名前をつける親が激増しています。
それでは、キラキラネームをつける親の心理とはいったい何なのでしょうか?
私の個人的な意見なのですが
- コンプレックス
- 自己満足
だと思います。
ここからは多少の偏見が入るかもしれませんがお許しください。
キラキラネームをつける親というのは
- 自分の平凡な名前が嫌い
- だから子供にはかっこい名前をつけたい
こういったコンプレックスが見え隠れします。
もっと言えば
「自分が成功できなかったのは、平凡な名前が原因なのかもしれない」
という言葉にならない潜在的なコンプレックスを抱えているような気がするのです。
だから親の願望を子供に押し付けている。
アニメや漫画のヒーローやヒロインにはかっこいい名前が多いですが、これもキラキラネームの一種かもしれません。
子供にキラキラネームをつけるということは、ファンタジーの世界を現実世界に投影しているとも言えるでしょう。
キラキラネームというのは家族や友人以外は読めません。
それは他人に対する配慮がないということです。
子供にとってもいい迷惑でしょう。
まず初めて会った人は100%の確率で名前が読めませんから、その度にいちいち説明しなくてはいけません。
人生で出会う人の人数を考えれば、気が遠くなるほど同じことを繰り返すことになるのです。
普通の名前であれば必要のない、まったく意味のない作業を……
これは子供にとっては苦痛でしょう。
親は子供のためを思ってつけた名前が、実はただの自己満足だったということです。
個人的には就職などにも影響しそうな気がします。
仮に私が企業の人事担当で面接官をしていたらどうするだろうと考えてみました。
目の前には2人の候補者がいるのですが、1人は普通の名前、もう1人はキラキラネームです。
そして2人には名前以外の要素にはほとんど差がありません。
しかし、どちらか1人しか採用できない。
そのとき、果たしてどうするのか?
私であれば、キラキラネームの方を落とします。
それはもう感覚としか言いようがないのですが、きっとそうするでしょう。
キラキラネームに対する嫌悪感もあるかもしれません。
つけられた本人には全く責任はないのですが、就職に限らず、知らないうちにこういった不利益を被っている可能性もなくはないでしょう。
実際に、ある大手企業の人事担当者の話では「キラキラネームは避ける」ということです。
キラキラネームというのは、親以外は誰も喜んでおらず、子供も周りの人間も迷惑しているのです。
東大合格者の親が子供にキラキラネームをつけない理由
番組の中では話題にならなかったのですが、東大合格者の親が子供にキラキラネームをつけない理由について考えてみました。
私は2つあると思います。
- 子供のため
- 他人のため
です。
誰でも読める普通の名前であれば、先程を述べましたが、いちいち読み方を説明する必要がありません。
それは子供のためでもあり、他人のためでもあります。
説明する方もそうですが、他人も読み方をいちいち尋ねるのは苦痛なのです。
つまり
「子供と他人への思いやり」
があるから普通の名前をつけるのです。
逆に言えば、キラキラネームをつける親というのは思いやりに欠けるということです。
私は林修先生の本を読んだことがあるのですが、その中に
「林修先生が今まで出会った中で一番優秀だった同級生」
の話がありました。
その方は東大関係者も認めるほどずば抜けて優秀だったのですが、ごくごく普通の名前だったということです。
林修先生が「僕は名前なんていらない。林の一文字だけでいいな」と言ったところ
「私はAとかBでもいいですよ」
と笑って答えたということです。
つまり
「個性というのは名前ではなく、本人の生き方で表現するものだ」
という考え方が優秀な人には共通しているのです。
人生で何が大切なのか?
充実した人生を送るためには何にエネルギーを使うべきなのか?
こういったことを理解しているのです。
だから東大に合格できたのでしょう。
だから子供も親が東大出身の子供が、東大に合格する確率が高いのでしょう。
大切なことは名前という目に見えるものではなく、「生き方」という目に見えないものなのです。
スポンサーリンク