風見しんごの娘の事故の運転手加藤雅也は控訴していた!えみるちゃんに落ち度はあったのか?

2007年、タレントの風見しんごさんの長女えみるちゃん (当時10歳)がトラックにはねられて亡くなりました。

事故現場になったは、風見しんごさんのご自宅からわずか100メートルの距離の横断歩道でした。

えみるちゃんは事故のあと病院に搬送されましたが、約1時間半後帰らぬ人になりました。

わずか10歳の女の子が、人生これらかというときに亡くなってしまったのです。

父親の風見しんごさんをはじめ、ご家族のお気持ちを思うと胸がつまります。

そして、えみるちゃんをはねたトラックの運転手が

「加藤雅也」

という男です。

いったい彼はどんな人物なのでしょうか?

そこで今回は

えみるちゃんに落ち度はあったのか?

加藤雅也はなぜ事故を起こしたのか?

加藤雅也が控訴をした理由

などを中心に書いていきたいと思います。

よろしければ、ぜひ最後までご覧ください。

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えみるちゃんに落ち度はあったのか?

このような悲劇が起きてしまったとき、私たちがまずやるべきことは

「客観的な事実の確認」

です。

つまり、気持ちや感情は置いておいて、まずは事実を明らかにするということです。

果たして

・運転手の加藤雅也が100%悪かったのか?

・えみるちゃんにも落ち度があったのか?

とういことです。

事故の詳細を確認したのですが、

「えみるちゃんは青信号で横断歩道を通行中に、トラックにはねられた」

ことが分かりました。

つまり

「えみるちゃんには全く落ち度がなかった」

「加藤雅也に100%、事故の責任があった」

ということです。

これは感情的に言っているのではなく、客観的な事実から導き出した結論です。

もし

・えみるちゃんが赤信号で横断歩道を渡っていた。

・えみるちゃんちゃんが横断歩道以外の場所を横断しよとしていた。

・えみるちゃんが突然、トラックの前に飛び出してきた。

このような事実があれば、もちろん加藤雅也の責任が大きいのですが、えみるちゃんにも責任の一部はあるということになります。

しかし繰り返しになりますが、

「えみるちゃんの事故の過失は0%だった」

のです。

本当に、えみるちゃんがかわいそうです。

絶対に許されない事故だったのです。

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加藤雅也はなぜ事故を起こしたのか?

トラックを運転していた加藤雅也については当然、念入りに取り調べが行われました。

当初、飲酒運転も疑われましたが、そのようなことはありませんでした。

私も事故現場の画像を見てみたのですが、特に見通しが悪いということはありませんでした。

しかも事故が起きたのは小学校への通学時間帯でした。

さらに

「トラックが走っていたのは、通行禁止のスクールゾーン」

だったのです。

通学時間帯は、車が侵入してはいけない道路だったのです。

加藤雅也は取り調べに対して

「気が付きませんでした」

と答えています。

ですから事故を起こした原因は

・安全確認を怠った

・居眠り運転をしていた

・携帯電話や伝票などを確認していた

この3つのいずれかと考えられます。

いずれにせよ、責任は100%あり、弁解の余地は全くありません。

加藤雅也が控訴をした理由

東京地方裁判所はこの事故でトラックを運転してた

「加藤雅也に禁固2年 (求刑3年)の実刑判決」

を言い渡しました。

しかしなんと

「加藤雅也は禁錮2年の判決を不服として控訴した」

のです。

私は人の命を奪っておいて、たった2年という判決に驚きました。

さらにそれを不服として控訴した加藤雅也にはもっと驚きました。

つまり禁錮2年は重すぎるということですから。

もちろん控訴したのは弁護士なのですが、当然、依頼人の加藤雅也にその意思がなければされません。

多くの人が当時そう思ったように、私も控訴した意味が全く理解出来ませんでした。

いったい加藤雅也は何を期待シていたのでしょうか?

まさか執行猶予がつくとでも思っていたのでしょうか?

もし執行猶予なんてついてしまったら

「車で人の命を奪っても、被告が反省をした態度を見せれば執行猶予がつく」

というとんでもない前例を作ってしまうことになります。

私は求刑禁錮3年に対して、2年という判決を出した裁判官にも多いに不満があります。

世間一般の感覚とあまりにもずれているからです。

しかしさすがに執行猶予をつけるという過ちまではおかしませんでした。

結局、控訴は棄却され、禁錮2年の実刑が確定しました。

実は事故直後の様子を振り返ってみると、なぜ控訴をしたのかという理由が見えてきます。

なんと

「加藤雅也は事故を起こした直後、救急車を呼ばず、まず会社に連絡をした」

のです。

人間というは普段はどんなに取り繕っても、ハプニングが起きたり、気が動転してしまったときは、如実にその本質が現れます。

つまり

「加藤雅也という人間は自分本位で、他人を思いやる気持ちが完全に欠落している」

ということです。

えみるちゃんの命よりも、自分のこれからの処分が心配になっての行動でしょうから。

こういう人間が事故を起こしたのは偶然ではなく必然です。

悲しいことに、えみるちゃんがその犠牲になってしまったということです。

事故後、現場になった横断歩道には分離型のシステムに変更されました。

歩行者が青信号で横断中は、車は侵入できなくなるということです。

しかしこれは本質からずれています。

自分本位の人間はどんなに優れたシステムであろうとも、そのルールを守らないからです。

表面的なことを変えても、本質は何も変わりません。

えみるちゃんのような悲劇を繰り返さないためには、現在の軽すぎる罰則を、もっともっと重くするべきなのです。

歩行者に何の過失もないのに、車が人の命を奪ってしまった場合は最低でも禁錮10年。

スマホ運転ならばプラス10年。

飲酒運転ならプラス20年。

これくらの罰則が必要です。

まだ軽いとは思いますが、少なくとも抑止力にはなります。

「最低でも10年」

この言葉は多くの運転手の胸に響きます。

かなりの効果が期待できるでしょう。

ぜひとも法律を改正してほしいです。

日本国民のほとんどは賛成することは間違いありませんから。

まとめ

今回は風見しんごさんの長女、えみるさんの交通事故について紹介させていただきました。

本当に悲惨な交通事故でした。

風見しんごさんもご家族も本当に辛かったと思います。

あらためて、えみるちゃんのご冥福をお祈りします。

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