大相撲界の最高位である横綱の鶴竜。
そうであるにも関わらず、一部の相撲ファンの間では「鶴竜は弱い」との声があがっています。
さらに「史上最弱の横綱」や「横綱審議委員会から引退勧告された」など、散々な言われようです。
なぜこのような厳しい声が聞こえてくるのでしょうか?
調査しましたので、ぜひ最後までご覧ください。
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鶴竜が弱いと言われる理由
まず私は鶴竜が弱いと言われる理由について調べてみました。
すると、以下のような声があがっていました。
- 横綱なのに平幕力士にあっさり負ける
- 優勝争いに絡むことがほとんどない
- だいたい10勝5敗くらいの平凡な成績に終わる
- 優勝回数が少ない
- 休場が多い
もっとたくさんありましたが、代表的なものを紹介しました。
鶴竜ファンの私ですが、確かに納得できる意見が多い気がします。
ちなみに最近6場所の成績ですが
- 13勝2敗 (幕内優勝)
- 14勝1敗 (幕内優勝)
- 3勝3敗9休
- 10勝5敗
- 休場
- 2勝4敗9休
となっています。
まず連続優勝をしているのは素晴らしいですね。
横綱と言っても簡単手ことではありませんから。
この2場所に関しては立派に横綱の責任を果たしていると言えるでしょう。
問題はそのあとですね。
10勝5敗というのは、平幕力士であれば大絶賛されるでしょう。
しかし横綱としては駄目でしょう。
個人的には横綱は常に優勝争いに絡み、最低12勝はコンスタントに成績を残す必要があると思っています。
そしてやはり、休場、そして途中休場が多いですね。
怪我が理由では仕方ありません。
ですが怪我をしない体を作るのも横綱の責任ですから、言い訳は出来ません。
もし鶴竜の休場が少なければ、ここまで弱いとか引退しろと言われることはなかったでしょう。
とにかく鶴竜はいつも休んでいるといんだマイナスの印象がどうしてもあるのです。
基本的に横綱というのは安易に休場してはいけない存在です。
観客は横綱の取り組みを一番見たくて会場に足を運んでいるのですから。
横綱不在の場所は、どうしても盛り上がりに欠けます。
たとえ優勝しても「横綱がいなかったからだ」と言われてしまうのです。
これは優勝した力士にとっても不本意でしょう。
鶴竜は確かに強いです。
しかし負けるときはびっくりするほどあっさり負けます。
それは平幕力士に対してもです。
普通、横綱が平幕力士に負けることはほとんどありません。
それが普通であれば、それはもはや横綱の引退が近づいている兆候ですから。
鶴竜は常に成績が不安定です。横綱になってから1年間安定して好成績を残したことがありません。
そのため弱いとの声が耐えないのです。
確かに厳しい声かもしれません。
しかし鶴竜はこの現実から目を背けてはいけなと思います。
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鶴竜は史上最弱の横綱なのか?
そもそも鶴竜はなぜ横綱になれたのでしょうか?
振り返ってみますと、鶴竜は大関時代に「2場所連続14勝」という輝かしい成績を残しています。
そのため現在の横綱昇進の基準である「2場所連続優勝及び準ずる成績」に該当して、晴れて横綱になったというわけです。
実は鶴竜は連続して14勝をあげる前の場所は9勝しかしていません。
9勝というのは大関としてはかなり悪いですね。
相撲ファンの中には「1年間(6場所)で常に12勝以上あげること」を横綱昇進の条件にされている方もいました。
確かにこれは納得ですね。
これは本物の実力がないと達成できない数字です。
更に休場をしていないということで、怪我にも強いことも現しています。
これは個人的な見解ですが、2場所連続であれば勢いに乗れば、好成績を残すことが可能だと思います。
ですがこれが3場所連続になると、勢いだけでは無理です。
本当の実力がないと達成できないはずです。
ですから私個人としては「3場所連続で13勝以上あげること」というのを横綱昇進の条件にしてほしいです。
これはかなり高いハードルです。
実際のところ、横綱以外の力士には全勝しないと厳しいからです。
ですが、これくらいクリアできなければ、横綱になっても大成はしないでしょう。
鶴竜は通算で5回優勝しています。
そして横綱昇進後の優勝はわずか4回です。
これは横綱としては少ないてすね。
確率的には1年に1回も優勝出来ていません。
ほぼ同年代横綱である白鵬と比較すると、その差は歴然です。
私は鶴竜が史上最弱の横綱だとは思いません。
ですが、ここ数年の横綱に限定すれば、残念ながら弱い部類に入るのではないでしょうか?
鶴竜はその人間性の素晴らしさを周囲から絶賛されています。
たしかにそれは大切です。
しかし強さという土台がなければ、ただの「いい人」になってしまいます。
鶴竜にはもっと奮起してほしいと思います。
鶴竜は横綱審議委員会から引退勧告されたの?
ちまたでは「鶴竜が横綱審議委員会から引退勧告された」と話題になっています。
これは本当でしょうか?
真相は分かりません。
少なくとも現時点では公になっていないことは間違いないです。
ただ横綱審議委員会から鶴竜に対して苦言を呈されることは多いですね。
先日引退した稀勢の里については、実際に横綱審議委員会から引退勧告があったとされています。
もちろん本人に直接は言いません。
親方を経由してですが。
この記事を書いている時点ではまだですが、鶴竜は間もなく帰化して日本国籍を取得する見込みです。
そうなれば親方になれる資格を得ることが出来ます。
帰化する前に引退する可能性は0に近いです。
しかし帰化したあとであれば、いつ引退してもおかしくはありません。
これだけ近年、休場が続いているということは、もう鶴竜の体の状態はボロボロなのでしょう。
もしかすると引退の日は近いのかもしれません。
まとめ
今回は鶴竜が弱いのか、そして引退勧告をされたのかというテーマを中心に書いてみました。
いかがでしたでしょうか?
私は鶴竜の強さを知っています。
ですから現状の姿や成績は正直、悲しくなります。
年齢的にはまだまだ大丈夫です。
もっともっと横綱として現役を続けてほしいと願っています。
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