白鵬はベンチプレスを何キロ上げる?力士の筋トレ事情を調査!

横綱・白鵬のベンチプレスが話題になっています。

正直言って、私は大相撲の力士のトレーニング方法がベンチプレスというのはあまりイメージが湧きません。

もっと地味な稽古をしている印象があるのですが、実際のところはどうなっているのでしょうか?

史上最強の横綱とも言われる白鵬や他の力士の筋トレ事情に迫ります。

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白鵬はベンチプレスを何キロ上げられるか調査!

一番気になるのが白鵬はベンチプレスを何キロ上げられるのかということです。

調査したところ、白鵬は「165キロ」のウエイトを上げられることが分かりました。

とは言ってもこの数値が凄いのか、そうでもないのかはピンと来ませんよね?

実はベンチプレスは体重と深い関係があります。簡単に言えば「体重が重いほど、ウエイトを持ち上げられる」ということです。

となると力士は体重が重い人がほとんどですから、軽い人に比べれば有利ということになります。

ここで白鵬の身体データを見てみましょう。

  • 身長 192センチ
  • 体重 154キロ

となっています。

身長はベンチプレスと関係ありませんので、体重に注目してみましょう。

白鵬の体重154キロというのは力士としては重いのでしょうか?それとも軽いのでしょうか?

調査してみたところ、2018年1月場所の幕内力士の平均体重は164キロでした。ですから白鵬の体重は平均よりも軽いということになります。

さてベンチプレスでは、体重140キロの人のデータは下記のようになっています。

  • 初心者 68キロ
  • 初級者 109キロ
  • 中級者 153キロ
  • 上級者 196キロ
  • エリート 237キロ

白鵬の体重は164キロですが、体重140キロまでのデータしかありませんのでご了承ください。

こうして見てみると、白鵬のベンチプレスの実力は「中級者~上級者」ということになります。

実際の体重のことを考慮すれば「中級者」と呼ぶのが一番適切ですね。

しかしベンチプレスというのは筋肉量も重要ですが、それと同じくらい技術も必要です。

白鵬は力士ですが、ベンチプレスのプロではありません。つまり技術はそれほどないということです。

そう考えるとプロから見れば凄くはないでしょうが、力士としては充分なレベルにあると言えるでしょう。

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他の力士のベンチプレスの実力は?

それでは他の力士のベンチプレスの実力はどうなのでしょうか?

調べてみたところ、下記のようなことが分かりました。

・第66代横綱「若乃花」 170キロ

相撲ファンならずとも日本人ならみんな知っている力士と言っても過言ではありませんね。

「お兄ちゃん」の愛称でお馴染みの若乃花ですが、なんとベンチプレスの実力は白鵬を上回ります。

若乃花は身長180センチ、体重は134キロです。体重から比較すると驚異的な実力と言えますね。レベルとしては「上級者」です。

・元小結「露鵬」 180キロ

ロシア出身の外国人力士であり、小結まで上り詰めました。大関まであと一歩というところでしたね。

露鵬の体重は146キロでした。レベルとしては「上級者」になります。

・元関脇「北勝力」 200キロ

愛称「リキ」でお馴染みだった北勝力は身長182センチ、体重136キロでした。

充分に上級者ですね。

・元大関「霧島」 200キロ

鹿児島県出身であり、故郷の霧島から四股名がつけられました。

身長187センチ、体重130キロですからレベルとしては「エリート」になります。つまり力士でありながらベンチプレスのトップ選手と同等レベルにあったということです。

現役時代の写真を見てみると、まさに「筋肉の塊」といった感じです。無駄な脂肪がほとんどなくかっこいいですね。

・第70代横綱「日馬富士」 200キロ

モンゴル出身の力士であり、元横綱の日馬富士です。残念ながら引退してしまったのはとても残念です。

日馬富士は、身長186センチ、体重133キロです。

力士としては軽量でありながら200キロのウエイトを持ちあげるほどの実力です。しかもそれを3セットやるというのですから凄まじいですね。

レベルとしては「エリート」の部類に入ります。

他にもベンチプレスが凄い力士はいますが、このへんにしておきます。

ベンチプレスの実力があれば相撲も強いとは一概には言えないです。しかしある程度の相関関係はありそうです。

なかなか興味深いですね。

現役力士はみんなベンチプレスをやってるの?

それでは現役力士はみんなベンチプレスをやっているのでしょうか?

調べてみたところ、全員というわけではありませんが、トレーニングとして取り入れている力士は昔に比べて増えてきています。

マシーンなどトレーニング器具を取り入れている部屋もあるくらいですす。

有名なところでは阿武咲です。

阿武咲は初場所から十両昇進までわずか11場所で到達しています。白鵬が17場所ですから、いかにスピード出世かが分かります。

ちなみに

  • 貴乃花 10場所
  • 稀勢の里 13場所

ですから、充分に横綱になれるレベルです。

阿武咲は十両で13場所足踏みしてしまいましたが、その相撲の素質については多くの相撲関係者やファンが認めるところです。

そんな阿武咲ですが、中1でベンチプレスを165キロ上げていたという実話があります。

ちょっと信じがたい数字ですが、阿武咲は全てが規格外ですからね。

中学生の時点で現役力士を超えていたということです。あくまでもベンチプレスの実力についててすが。そうだとしても物凄いことです。

多くの力士が取り入れているということは、やはり相撲の実力を伸ばすことが出来るからです。

現代の相撲界は昔ながらの精神論よりも、科学的なトレーニングに移行してきていますからね。

これからベンチプレスはますます相撲界に拡がっていくことでしょう。

まとめ

今回は横綱・白鵬のベンチプレスについて調べてみました。

現代の力士は昔に比べて体重がアップしています。

白鵬は力士としては体重は決して重くありません。ベンチプレスを取り入れているのは、重量級の力士に対しても力負けしないようにという思いもあることは間違いないでしょう。

白鵬関のさらなる活躍を期待します。

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