フジテレビ月9ドラマ「突然ですが、明日結婚します」が打ち切りの危機に陥っています。
視聴率の低下が止まらないのが理由です。
「突然ですが、明日結婚します」は本当に打ち切りになってしまうのでしょうか?
過去に視聴率が悪かったドラマとの比較もしています。
ぜひご覧ください。
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「突然ですが、明日結婚します」の視聴率の推移
「突然ですが明日、結婚します」は2017年1月23日からスタートしました。
月曜午後9時、フジテレビ、通称「月9」です。
過去にこの枠では数々の名ドラマが誕生してきました。
しかし最近では月9も苦戦しています。
「突然ですが、明日結婚します」の視聴率の推移は下記のようになっています。
第1話 2017年1月23日…8.5%
第2話 2017年1月30日…6.9%
第3話 2017年2月6日…7.6%
第4話 2017年2月13日…6.6%
このようになっています。
まだ4話までなので判断するの難しいですが、緩やかに視聴率が下がってきています。
通常、ドラマが人気になる場合は、初回から徐々に視聴率が上がっていきます。
ですから「突然ですが明日、結婚します」はかなり危険な兆候です。
いったんこのような傾向になってまうと、ほとんどの場合は最終回まで視聴率が上がることはありません。
では「突然ですが明日、結婚します」は他の月9ドラマと比較して、そこまで視聴率が悪いと言えるのでしょうか?
月9ドラマ視聴率「歴代ワースト10」
月9と言えば、かつては視聴率の取れるドラマ枠の代名詞でした。
俳優にとっては月9に出演することがステータスでもありました。
しかし現在は状況が違ってきています。
月9に限らず、ドラマ全体の視聴率が低下してきているからです。
以下が月9ドラマ視聴率ワースト10になります。
なお視聴率は「平均視聴率」のことです。
()内は主演俳優です。
1位…突然ですが明日、結婚します…7.4% (西内まりや)
2位…カインとアベル…8.2% (山田涼介)
3位…ラブソング…8.4% (福山雅治)
4位…好きな人がいること…8.9% (桐谷美玲)
5位…いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう…9.7% (有村架純、高良健吾)
6位…極楽がんぼ…9.9% (尾野真千子)
7位…婚カツ…10.5% (中居正広)
8位…恋仲…10.7% (福士蒼汰)
9位…海の上の診療所…11.2% (松田翔太)
10位…ビブリア古書堂の事件手帖…11.3% (剛力彩芽)
このようになっています。
ここ2~3年のドラマが大部分を占めています。
そして「突然ですが明日、結婚します」は現時点で月9視聴率ワースト1位なのです。
正直、ここから視聴率を上げていくのはかなり厳しいのが実情です。
そのため打ち切りの噂がささやかれているのです。
月9ドラマという「フジテレビの顔」
月9が放送されている21時00分~21時54分はいわゆる「ゴールデンタイム」です。
そして月9の場合、視聴率の
合格ライン…15%
最低ライン…10%
と言われています。
合格ラインの15%というのは近年ではなかなか高い目標です。
しかしこの時間帯はフジテレビの看板枠です。
「フジテレビ」 = 「月9」
「月9」 = 「フジテレビ」
かつてはこのように言われいました。
今ではそこまでではありませんが、月9はフジテレビの顔なのです。
ですから番組予算もあらゆるドラマの中で一番使っています。
フジテレビ内はもちろん、他局と比較してもおそらく一番金額が高いでしょう。
そのため番組中に流れるCM料も高くなっています。
ということは、番組スポンサーに対してはそれに見合う視聴率を出すことが要求されます。
視聴率が低いというとはCMの宣伝効果も低いということですから当然ですね。
かつてのフジテレビは看板番組が3つありました。
人によって意見は違うでしょうが、私は
・笑っていいとも
・SMAP×SMAP
・月9ドラマ
この3つだと思っていました。
しかし「笑っていいとも」「SMAP×SMAP」は番組が終了してしまいました。
なのでフジテレビの看板番組は、もう月9ドラマしかないのです。
めざましテレビも人気番組ですが、ニュース番組です。
フジテレビの完全なオリジナル番組ではありません。
ですからやはり月9なのです。
フジテレビはかつては視聴率ナンバーワンのテレビ局でした。
圧倒的な存在でした。
しかし近年では他局に続々と追い抜かれていっています。
なので月9ドラマの視聴率だけは守り抜かないといけないのです。
とは言っても低視聴率のままドラマを続けるためにはスポンサーを説得する必用があります。
しかしスポンサーもビジネスでやっているいわけですから、費用対効果が低ければ、スポンサーを降りる可能性もあります。
番組制作サイドは、今必死になって戦っていることでしょう。
まとめ
正直に言えば、かなり状況的には厳しいと思います。
視聴率を上げなければ、月9の価値が下がります。
フジテレビとすればCM料が下がることを意味します。
視聴率が高いドラマの特徴として
・出演者
・脚本
・演出
この3つが揃っていることが上げられます。
「逃げ恥」なんかはバッチリはまった感じですね。
確かにテレビドラマの視聴率は近年下がってきています。
しかし「逃げ恥」の例もありますから、時代のせいには出来ないのです。
低視聴率のドラマはこの3つの一部、あるいは全部に問題があります。
出演者を今から変えることは出来ません。
しかし出演者の意気込みを変えることは今からでも出来ます。
やっぱり危機感が必用です。
なんとか頑張ってほしいです。
しかし視聴率が5%代にまで下がったら番組の打ち切りも避けられません。
なんとか10%を目指してほしいと思います。
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