青嶋未来の成績は?麻布中高卒でチェスも強い!パオロンの由来は将棋ウォーズ!?

こんにちは。

将棋が熱いですね!

藤井聡太さんの活躍もあり、日本全国、子供から大人まで将棋の輪が拡がっています。

このように将棋が社会現象にまでなっているのは、羽生善治さんのタイトル七冠制覇以来のことだと思います。

ですから20年ぶりの本物の将棋ブームだと言えるでしょう。

そこで今回は将棋のプロ棋士である

青嶋未来

五段をご紹介します。

現在目覚ましい活躍をしている棋士であり、これから更に注目を集める存在になることは間違いありません。

個人的には

「タイトルに最も近い若手棋士」

だと思っています。

若手棋士の定義は人によって違うと思うのですか、私は「25歳以下」としています。

そこで今回は青嶋未来五段の

プロフィール

出身中学や高校

奨励会三段リーグの成績

プロ入り後の成績

チェスについて

パオロンの由来は将棋ウォーズ!?

などを中心に書いていきたいと思います。

よろしければ、ぜひ最後までご覧ください。

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青嶋未来のプロフィール

まず青嶋未来五段のプロフィールをご紹介します。

名前 … 青嶋未来 (あおしま・みらい)

生年月日 … 1995年2月27日

年齢 … 22歳 (2017年7月27日)

出身地 … 静岡県三島市

身長 … 170センチ

体重 … 49キロ

血液型 … O型

尊敬する棋士 … 羽生善治

青嶋未来五段が将棋を始めたのは6歳のころです。

父親が勝ってきた将棋の本に興味を持ったのがきっかけでした。

小学校時代は

2003年 全国倉敷王将戦 (低学年の部) 9位 … 小学校3年生

2005年 全国倉敷王将戦 (高学年の部) 9位 … 小学校5年生

という実績を残しました。

残念ながら全国優勝などの華々しい活躍はありませんでした。

しかしおそらく一番の激戦区である東京の代表になっているのですから、当時から将棋は強かったことは間違いないでしょう。

そして

2005年9月 奨励会に入会

しました。

当時、小学校5年生、10歳でした。

奨励会に入会する時期としては、やや早いですね。

ちなみに

・藤井聡太四段 … 小学校4年生

・羽生善治三冠 … 小学校6年生

での入会でしたので、ちょうどその真ん中になります。

そして

2015年4月 プロ入り決定

となりました。

プロになるために要した期間は

「9年半」

です。

決して早くはないですが、遅くもないです。

10年以上かかる人もたくさんいますから。

平均よりもやや早いと言ったところだと思います。

こうして青嶋未来五段はプロ棋士の第一歩を踏み出しました。

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青嶋未来の出身中学と高校

青嶋未来五段のプロフィールで最も目につくのが

「学歴」

です。

実は

中学校 … 麻布中学校

高校 … 麻布高等学校

の出身なのです。

麻布と言えば、東大合格者ランキングで常に上位にランクされる、全国でも有数の進学校です。

青嶋未来五段は小学校5年生のときから奨励会に通っていました。

なのでそれと並行しておそらく学習塾に通い、麻布中学校に合格したことになりますね。

ちなみに

小学校 … 港区立神応小学校

現住所 … 東京都港区

ですのでバリバリの港区人です。

生まれは静岡県三島市なのですが、小学校は港区なので、幼少期には既に引っ越していたのでしょう。

青嶋未来五段の麻布中学校・高校時代はどんな感じだったのでしょうか?

こんなTwitterを見つけました。

なんと高校時代は東大模試を受けていて、上位者に名前が載っていたとのこと。

ということは、学部にもよりますが、受験していればかなりの確率で東大に合格していたと思われます。

スゴイですね。

これは私の個人的な予想なのですが、受験に関しては、青嶋未来五段はかなり迷ったのではないかと思います。

実際にプロ棋士と大学の両立をした方はいるからです。

しかし青嶋未来五段は高校時代にプロ棋士になることが出来ませんでした。

もし東大を受験して合格したとしても、東大の授業と奨励会の三段リーグの両立は不可能に近いです。

ですから青嶋未来五段は大学進学は断念して、奨励会三段リーグに専念したのでしょう。

そしてその結果見事プロになったのですから、後悔はしていないはずです。

ちなみに麻布中学校・高校には将棋部があって、全国的にも強い学校です。

青嶋未来五段は奨励会に入っていましたから、当然、大会には出場出来ません。

しかしもしかるすと将棋部に所属していて、部員の顧問的な役割をしていたかもしれませんね。

大学には進学しませんでしたが、同級生が東大をはじめ有名大学に多数います。

ですから人脈という点では、将棋界では随一のものがあるかもしれません。

青嶋未来の奨励会三段リーグの成績

プロ棋士になるための最後の関門が「三段リーグ」です。

青嶋未来五段の三段リーグの成績は以下のようになっています。

・第52回 8勝10敗 (高校3年生)

・第53回 8勝10敗 (社会人)

・第54回 11勝7敗

・第55回 12勝6敗

・第56回 16勝2敗 (プロ入り決定)

となっています。

三段リーグを突破して四段になるのに要した期間は「5期」です。

これはかなり早いですね。

特に三段リーグの5期目の「16勝2敗」というのはぶっちぎりの成績でした。

これは三段リーグの歴代最高成績タイになります。

つまり過去に18戦全勝や17勝1敗という人はいないということです。

また

正式に四段になったのは「2015年4月1日」なので「20歳」

になるのですが、

四段になるのが決定したのは「2015年2月14日」なので「19歳」

になります。

なので

「10代プロ棋士になった」

と胸を張って言ってもいいでしょう。

青嶋未来のプロ入り後の成績

青嶋未来五段のプロ入り後の成績は以下のようになっています。

所属は

竜王戦 … 5組

順位戦 … C級1組

です。

成績は

対局数 … 109局

勝数 … 75

負数 … 29

勝率 … 0.7211

となっています。

まず注目すべきは、既に順位戦C級1組に所属しているということです。

実は

「青嶋未来五段は順位戦C級2組を1期で突破」

というスゴイことをやってしまいました。

そしてもう一つ見ていただきたいのが勝率です。

なんと7割を超えています。

プロ棋士の中でも勝率が7割を超えている方はかなり少数です。

青嶋未来五段の場合はまだ対局数が少ないという理由もありますが、これはとても優秀な成績だと言えます。

プロになってからの日は浅いのですが、順調なスタートダッシュを決めました。

これからますます活躍てしくれる可能性大です。

青嶋未来とチェスについて

青嶋未来五段がチェスを始めたのは2014年の年末頃です。

結果的に最後の三段リーグになった時期と重なりますね。

しかし趣味として始めたということですので、最初は将棋の息抜き程度だったのでしょう。

そしてそれから半年後の2015年6月に

「全日本快速選手権で優勝」

という快挙を成し遂げています。

この大会の過去の優勝者には日本トップクラスのレーティングを持った方が多数いらっしゃいます。

つまりめちゃめちゃレベルが高い大会だということです。

そんな大会にチェス始めて半年で優勝するなんてスゴイですね。

青嶋未来五段がチェス始めたきっかけは、羽生善治さんの影響です。

羽生善治さんは将棋界のナンバーワン棋士なのですが、実はチェスでも日本で1位2位を争うほどの実力の持ち主なのです。

青嶋未来五段の憧れの棋士は羽生善治さんです。

なので自分もチェスを指してみようかなと思ったのです。

将棋に関しては分かりませんが、チェスに関してはもしかすると羽生善治さん以上の才能かもしれませんね。

そして青嶋未来五段は将棋よりも先に、チェスで羽生善治さんと対決することになったのです。

ちなみに羽生善治さんが勝利して貫禄を示しました。

大熱戦だったということです。

これはとても面白いですね。

・若手棋士の中でも将棋が強い。

・チェスの実力も日本でトップクラス。

こうなると、羽生善治さんとしては研究会を開こうと思ったら、真っ先に青嶋未来五段に声をかけるでしょう。

しかもどちらも東京在住ですし、家も近いです。

将棋につかれたら息抜きにチェスが出来る。

最高ですね。

青嶋未来五段にとっては羽生善治さんからの誘いがあれば断る理由はありません。

2人が研究会を行っているのかは分かりませんが、そうであればとても興味がありますね。

青嶋未来がパオロンと呼ばれる理由

青嶋未来五段は別名

「パオロン」

と呼ばれています。

これは「将棋ウォーズ」というインターネットを通じた将棋の対決ゲームなのですが、その中で

「paolon」

というアカウントがあって、その人が物凄く将棋が強かったのです。

なので

青 … パオ

嶋 … ロン

ということで

「青嶋未来 = パオロン = paolon」

なのではないかと噂されているのです。

噂なのですが、どうやらご本人で間違いないようですね。

まとめ

今回は将棋のプロ棋士手ある青嶋未来五段を紹介させていただきました。

タイトルを獲得する日も近いのではないでしょうか?

これからのますますのご活躍を期待しています。

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