東京法務局に勤務していた元事務官の男が、約10年間に渡り、総額約4億7千万円の収入印紙を横領していたことが分かりました。
逮捕されたのは、天野直樹元事務官です。
既に2016年12月に懲戒免職になっていますが、法務局は窃盗容疑などで刑事告発しているということです。
あまりの金額の大きさに驚きを隠せません。
私が特に気になったのが
- 天野直樹の顔画像や経歴
- 天野直樹の横領の動機
- なぜ4.7億円の横領がバレなかったのか?
といったことです。
調査しましたので、よろしければぜひ最後までご覧ください。
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天野直樹の顔画像や経歴
天野直樹の顔画像は現在のところまだ公開されていません。
しかし4.7億円という巨額の横領事件の犯人であることから、間もなく公開されることは間違いありません。
そうでなければ何らかの怪しい裏の力が働いているということになりますね。
また経歴についても不明です。
ただ
- 法務局に勤務していた
- 事務官という役職についていた
ことなどから考えると、かなりの高学歴であることが予想されます。
また家族などのプライベートについてですが、おそらく結婚をして子供がいる確率は高そうです。
しかし今回の事件で、妻にとっては夫が、子供にとっては父親が犯罪者になってしまったとわけです。
家族には何の罪もないのでしょうが辛いですね。
事件の概要を整理しますと
- 横領期間は2006年1月~2016年12月
- 消印を押さずにはがして収入印紙を盗んでいた
- 2016年12月な内部調査で横領が発覚した
- 盗んだ印紙を換金していた
ということです。
かなりつっこみどころがありますね。
後ほど詳しく書いていきたいと思います。
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天野直樹の横領の動機
天野直樹は横領の動機について
「病気の治療費のため」
といっています。
しかしこれは
「100%の確率で嘘」
です。
それは通院履歴を調べれば分かります。
4.7億円の治療費って、いったい何なのでしょうか?
このようなすぐにバレる嘘を平気でつくところから考えても、完全になめられていますね。
動機はもっと個人的なはずです。
- 借金
- ギャンブル
- 愛人
- 車
- 株や投資
- 飲食
- 美術品
このようなところでしょうか?
「病気の治療費」というのは、少しでも同情を誘うための嘘です。
仮に本当だったとしても横領の罪が軽減されませんが。
4.7億円というサラリーマンの生涯年収の2倍を軽く越える金額です。
治療費だろうが、ギャンブルだろうが罪の重さは同じです。
天野直樹もいつかはバレると思っていたでしょう。
しかしなぜ横領を続けたのか?
それは
「経済犯罪の罪が軽すぎるから」
です。
アメリカなどであれば「懲役150年」などもありますが、日本であればせいぜい10年くらいでしょうから。
刑務所では住むところもあって、3食も付いてきます。
休憩時間もあります。
きっと老人ホーム代わりに使われることでしょう。
ちなみに刑務所で1人を1年間養うの必要な金額は約300万円です。
懲役10年だとすると天野直樹のために更に税金が3000万円使われるということです。
嘘の動機も含めて、あらゆる面でなめられていたということですね。
天野直樹は退職金は貰えませんでしたたが、それを遙かに凌ぐ莫大な金額を手に入れたということです。
もちろん横領されたのは国民の税金です。
なぜ4.7億円の横領がバレなかったのか?
多くの方が一番疑問に思うこと、それは
「なぜ4.7億円もの巨額の横領がバレなかったのか?」
ということです。
最近では防衛省の職員が備品のパソコンなどを盗んで換金していました。
そのときの被害額は数千万円でした。
今回の事件もそうなのですが、管理者はいないのでしょうか?
民間企業であれば、しつこいくらいの何重にも渡るチェックがあります。
そのチェックをクリアしないと収入印紙を使えないということです。
しかしニュースによりますと、天野直樹は1人で誰のチェックも受けずに収入印紙を貼ったり剥がしたり、まさに自由にやりたい放題だったのです。
これは天野直樹だけの問題ではありません。
上司や管理者責任も厳しく問われるべきです。
また日本全国にある法務局の管理体制も一新するべきです。
それにしても国の機関というのは管理がザルすぎて話になりませんね。
というのよりも管理という概念がありません。
そして人に対する考え方が甘すぎます。
性善説もいいですが、人は悪いこともしますよ。
よく事件が起きたあとに
- 「まさかあんな真面目な人が」
- 「まさかあんないい人が」
という驚きの声がありますが、そんな人こそ犯罪に走るのです。
何事もそうですが、1人の人間に権限を集めるのは危険なのです。
そんな基本的なことも分からないとは呆れるしかありません。
民間企業であれば、毎年監査があります。
しかし天野直樹は10年間も横領がばれませんでした。
ということは法務局では毎年監査をやっていないということです。
仮にやっていたとしても発見できなかったのであれば、やっていなかったということです。
それにしても4.7億円ですよ。
天野直樹の全財産を差し押さえても、到底足りません。
なくなったお金は国民の税金です。
法務省はどうしてくれるのでしょか?
いかに法務省の人間が仕事に対してやる気がないのかが分かります。
以前、大阪の法務局でも収入印紙の横領事件がありました。
そのときは何人かが組んでの犯行でした。
なのでもしかすると天野直樹以外にも共犯者がいた可能性もあります。
ぜひとも徹底的に調べてほしいと思います。
まとめ
それにしても4.7億円という金額は途方もないです。
そしてもう返ってくることはありません。
国民の税金を盗まれたのですよ……
法務局は二度と同じような事件が起きないようにする義務があります。
本当に許せません。
猛省を求めます。
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