作家の東山彰良さんの「流(りゅう)」が直木賞候補になりました。
東山さんは福岡県在住です。
かつて福岡県在住で直木賞・芥川賞を受賞された方は何人かいらっしゃいます。
最近では、
「葉室麟 (はむろりん)」
さんが直木賞を受賞されたのが記憶に新しいところです。
葉室さんは久留米市在住です。
そして、今回直木賞候補になった東山彰良さんですが、
「小郡市 (おごおりし)」
に在住でいらっしゃいます。
おそらくですが、
「かつて小郡市から、直木賞・芥川賞作家が誕生したことはなかった」
と思います。
なので、今、小郡市はとても盛り上がっているようです。
ぜひ、小郡市初の直木賞作家の誕生を期待しています。
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【目次】
1.東山彰良さんの経歴
2.『流』のあらすじを簡単に(ネタバレなし)
3.『小郡市』のこと&久留米のことも少しだけ
4.まとめ
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1.東山彰良さんの経歴
まず初めに、東山彰良さんの簡単な経歴を紹介させていただきます。
以下のような経歴になっています。
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・生年月日…1968年9月11日
・出生地…台湾
・年齢…46歳 (2015年7月16日現在)
・デビュー…34歳 (2002年)
『第1回このミステリーがすごい!大賞』銀賞・読者賞を受賞
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このようになっています。
東山彰良さんは台湾で生まれています。
そして5歳まで台北で過ごし、その後、9歳のときに日本に移住されています。
東山さんが日本で初めて住んだのが小郡市かどうかは分かりません。
ですが、東山さんはその後、福岡市にある
「西南学院大学」
に進学されているので、小郡市の可能性も充分あります。
もしそうだとすると、小郡市民の皆さんは嬉しいと思います。
東山さんが作家としてデビューされたのは、34歳のときです。
受賞された『このミステリーがすごい!大賞』は、通称
『このミス大賞』
と呼ばれていて、作家を目指す人の登竜門として人気の賞です。
『このミス大賞』は、なぜか福岡県と相性が良いようで、
東山彰良さん以外にも過去に、
・第10回大賞 …法坂一広さん
・第10回隠し玉…岡崎琢磨さん
なども同賞を受賞されています。
もしかすると、他にも福岡県在住の方がいらっしゃるかもしれません。
少なくとも、私が知る限りだけでも、3人はいらっいます。
2015年で、東山彰良さんは作家デビュー12周年なのですね。
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2.『流』のあらすじを簡単に (ネタバレなし)
さて、今回、直木賞候補になった東山彰良さんの『流 (りゅう)』ですが、
これから本を買って読まれるという方も、たくさんいらっしゃると思います。
ですので、ここでは
「ネタバレなしのあらすじ」
を簡単に紹介させていただきます。
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・舞台…台北→日本→中国
・主人公…17歳の少年
・年代… 1975年~
★キーワード★
『サスペンス』
『戦争と人間』
『青春』
『命とは?』
『肯定』
『家族とは?』
『光と陰』
『正義と大義名分』
『生命力』
・最終章 … 衝撃的な真相が判明する
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私の印象ではこのような感じになりました。
正直、あらすじとは言えないかもしれません。
ただ、私はネタバレのあらすじは好きではありません。
なので、本当にこの作品の魅力を必要最小限で表してみました。
とても魅力的な作品です。
分厚い本ですが、一気に読んでしまうと思います。
ぜひ、先入観なしで読んでみてください。
3.『小郡市』のこと & 久留米のことも少しだけ
東山彰良さんは、福岡県の
「小郡市 (おごおりし)」
にお住まいです。
小郡市の現在の人口は、
「約6万人」
です。
なので、決して田舎ではありません。
ですが、都会でもありません。
ちょうど中間くらいでしょうか?
小郡市出身の有名人はたくさんいるのですが、
その中でも多くの方がきっとご存知だと思うのが、
「猶本光 (なおもとひかる)」
さんです。
なでしこジャパン、サッカー日本女子代表としても有名です。
次のワールドカップでは、おそらく中心メンバーの
1人になるのではないかと期待されている選手です。
さて、小郡市についてですが、私の印象では
福岡県内では、それなりに知られていると思います。
ですが、福岡県外では、ほぼ99%の方が知りません。
なので、説明するのが以外と難しいです。
そんなときは、魔法の言葉があります。
それは、
「久留米の隣の市」
という言葉です。
このひと言で、99%の人は、
「ああー、なるほど」
と言ってくれます。
私は現在は福岡県に住んでいますが、
過去に東京に住んでいたこともあります。
そのときに感じたことですが、
久留米というのは関東でもかなり知名度があります。
それは久留米から多くの芸能人が出ているからだと思います。
例えば
・藤井フミヤさん、直之さん
・松田聖子さん
・石橋凌さん
・家入レオさん
・田中麗奈さん
・吉田羊さん
他にもたくさんいらっしゃいます。
なので、東京でも「久留米」と言えば、分かってくれるのです。
ちなみに東京には「東久留米市」という市があって、
久留米という言葉に馴染みがあるのも関係があるかもしれません。
4.まとめ
正直、まだまだ小郡市の全国的な知名度は低いです。
しかし、今回、東山彰良さんが直木賞を受賞されたら、
小郡市の名前は一瞬で全国に広まります。
「久留米の隣なんて言わせないぜ!」
これが小郡市民の心の声かもしれません。
さて、直木賞はどうなるでしょうか?
結果を楽しみに待ちたいと思います。
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【追記】
東山彰良さん、見事、直木賞を受賞されました。
本当にめでたいですね。
心からお祝い申し上げます。
小郡市在住の東山彰良さんの直木賞受賞を記念して、もう1記事書いてみました。
東山彰良(小郡市)と「NARUTO」の関係&小説の書き方の秘密
東山彰良さん、なんとあの世界的大人気マンガ
『NARUTO』とも深い関係があるのです。
そして気になっていらっしゃる方も多いと思いますが、
「東山彰良さんの小説の書き方」
についです。
これについては、東山さんのインタビュー記事に加えて、
私なり「きっとこうなのではないか?」と
思うところも書いています。
『NARUTO』
「小説の書き方』
どちらか1つ、
あるいは2つとも興味がある方は、
ぜひあわせて読んでいただけると嬉しいです。
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