佐々木大地四段の将棋の成績は?フリークラス脱出の最短記録保持者!

こんにちは。

今回は将棋のプロ棋士である

佐々木大地

四段をご紹介します。

以前から期待されていた棋士だったのですが、藤井聡太四段との対局も決まり、ますます注目を集める存在になってきました。

果たしていったいどんな人物なのでしょうか?

そんな佐々木大地四段の

プロフィール

師匠

奨励会三段リーグの成績

プロ入り後の成績

フリークラス脱出の詳細

などを中心に書いていきたいと思います。

よろしければ、ぜひ最後までご覧ください。

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佐々木大地のプロフィール

まずは佐々木大地四段のプロフィールをご紹介します。

名前 … 佐々木大地 (ささき・だいち)

生年月日 … 1995年5月30日

年齢 … 22歳 (2017年7月19日現在)

出身地 … 長崎県対馬市

佐々木大地四段が将棋を始めたきっかけは父親から教わったことでした。

その当時の年齢はなんと

「3歳」

です。

私が知る限り、プロ棋士になった人で最も早く将棋を覚えたのが佐々木大地四段です。

「将棋を覚えるのは遅すぎても早すぎてもいけない。5歳~10歳くらいがベストだ」

といった内容のことを耳にしたことがあったのですが、 どうやらは例外のようですね。

佐々木大地四段は早くから将棋の才能を発揮していました。

・2004年 全国小学校倉敷王将戦 (低学年の部) 優勝

・2007年 小学校将棋名人戦 ベスト4

素晴らしい実績ですね。

特に小学校将棋名人戦のベスト4は凄いと思います。

ここからプロ棋士になった小学生が何人もいますから。

それにしても佐々木大地四段が凄いのは「長崎県対馬市」という場所にいながら、全国トップレベルの将棋の実力を身につけたことです。

将棋をやる環境としては正直、あまり恵まれていません。

もっと単刀直入に言えば、かなり不利な環境です。

しかし全国大会で優勝やベスト4という成績を残しました。

佐々木大地四段のこの活躍は、地方に住んでいる少年少女たちにとても勇気を与えると思います。

そういった意味でもとても大きなことだと言えるでしょう。

とは言え、プロ棋士を目指すとなれば話は変わってきます。

プロ棋士になるためには「奨励会」という養成機関に入る必要があります。

奨励会は

・東京

・大阪

の2カ所にある将棋会館のどちらかで行われるのですが、これに月に2回参加しなくてはならないのです。

もちろん対馬市から通うことも不可能ではありません。

しかしもし通うとなると大変です。

中学生の男の子を一人で東京や大阪に行かせるわけにはいきませんから、当然、父親か母親のどちらかが付き添うことになります。

そうすると2人分の交通費や宿泊費が必要です。

金銭的にも時間的にも、そして精神的に負担が大きすぎます。

ハッキリ言って、とても現実的ではありません。

でも佐々木大地四段はプロ棋士になりたかっのです。

では一体どうしたのでしょうか?

実は

「佐々木大地四段は家族と一緒に東京に引っ越した」

のです。

2008年、佐々木大地四段が小学校から中学校に進学する時期でした。

実はこの時期はちょうどお姉さんが大学に進学する時期と重なっていました。

そして希望の大学が東京だったため、家族で相談して「みんなで東京へ行こう」ということになったのです。

おそらくですが、お姉さんの件がなければ、東京への引っ越しはなかったと思います。

親としては中学生を一人で東京へ住ませるわけにいかないからです。

たとえそれが子供の夢につながっているとしても・・・

これは私の勝手な想像なのですが、もしかするとお姉さんは弟の「プロ棋士になりたい」という思いを知っていて、進学先の大学を東京にしたのかもしれません。

「弟1人では親も反対するかもしれないけど、自分も一緒なら賛成してくれるかもしれない」

そんな考えがあったのかもしれません。

佐々木大地四段はご家族の協力があり、家族で東京へ引っ越しました。

そして奨励会に入会したのです。

時系列で整理すると

・2008年 奨励会に入会

・2013年 三段リーグ入り

・2016年 四段 (プロ入り決定)

となっています。

プロになったのは「20歳」。

プロになるのに要した時間は「7年半」。

これは比較的優秀な成績だと言えると思います。

長崎県対馬市でプロを夢見た少年は、こうして念願のプロ棋士になったのです。

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佐々木大地の師匠

佐々木大地四段の将棋の師匠は

深浦康市

九段です。

長崎県佐世保市出身の方です。

深浦康市九段は

・タイトル獲得3期

・現役のA級棋士

というバリバリ活躍されていらっしゃる方です。

ご自身も地方出身なので、地方からプロ棋士になる大変さはよくご存知です。

そして佐々木大地四段も同じ長崎県出身ということもあり師匠になりました。

深浦康市九段には他にも何人かお弟子さんがいらっしゃいます。

お弟子さんにはぜひとも活躍てし師匠を喜ばせてあげたいですね。

佐々木大地の奨励会三段リーグの成績

佐々木大地四段の奨励会三段リーグの成績は以下のようになっています。

・第54回 … 11勝7敗

・第55回 … 13勝5敗 (次点)

・第56回 … 11勝7敗

・第57回 … 9勝9敗

・第58回 … 12勝6敗 (2回目の次点・プロ入り決定)

三段リーグの成績も、5期で突破したことも、どちらもかなり優秀です。

特に惜しかったのが第55回の13勝5敗という成績です。

実は最終局で勝っていれば四段(プロ)になれていたのですが、惜しくも負けてしまったのです。

20歳でプロになれたのは早いのですが、たった1回の敗戦でプロ入りが1年半遅くなってしまったのも事実です。

当時はとても悔しかったでしょうね。

さて、佐々木大地四段のプロ入りについては実は「例外」です。

詳しく説明しますね。

奨励会の規定では

「三段リーグ戦で上位2名の者が四段(プロ)になれる」

とあります。

しかし第58回の奨励会三段リーグで、佐々木大地四段は3位でした。

なのにプロになれたのです。

実は規定には

「ただし、三段リーグ戦で次点(3位)を2回獲得した者には『フリークラス』入りの資格を与える」

というものがあるのです。

佐々木大地四段はこの規定に該当したため、3位にもかかわらずプロ棋士になることが出来たのです。

なお「フリークラス」については後ほど詳しく説明させていただきます。

佐々木大地のプロ入り後の成績

佐々木大地四段のプロ入り後の成績は以下のようになっています。

現在の所属は

・竜王戦 … 6組

・順位戦 … C級2組

成績は

・対局数 … 47

・勝数 … 34

・負数 … 13

・勝率 … 0.7234

注目していただきたいのは「0.7234」という勝率です。

勝率が7割を超えています。

プロの世界では、勝率7割以上は「超優秀」

と言われています。

佐々木大地四段の場合はプロになってからまだ日が浅いので、対局数が少ないという理由もあるかもしれません。

しかしそうだとしても、勝率7割以上というのは、本当に一握りの棋士しか出せない凄い数字なのです。

ちなみに最強棋士の羽生善治さんの通算勝率は「0.7154」です。

もちろん単純に比較は出来ません。

羽生善治さんの場合は相手が強力ですから。

それは分かっています。

勝率7割以上の凄さのほんの少しでも伝わればいいなと思っています。

佐々木大地四段のプロ入り後の成績は、極めて優秀と言えます。

とても良いスタートダッシュを決めた感じですね。

佐々木大地のフリークラス脱出の詳細

それでは先に書いた「フリークラス」の説明をさせていいだきます。

プロになった棋士は基本的に全員が「順位戦」という棋戦に参加します。

順位戦というのは「名人」という将棋界の最高峰のタイトルを目指す棋戦です。

そして同時にプロ棋士の「順位」つまり「ランク付け」をする棋戦でもあります。

ですが、順位戦に参加しない棋士も一部いるのです。

その棋士が所属するのが「フリークラス」と呼ばれています。

フリークラスにはいくつかの規定があります。

例外ものあるのですが、今回は割愛させていただきます。

代表的な規定は

・良いとこ取り30局で、勝率が6割5分以上であれば、C級2組に昇級できる。

・フリークラス在籍10年以内にC級2組に昇級できなければ「引退」となる。

この2つです。

いきなり「引退」という物々しい言葉が出てきましたね。

そうなのです、棋士はいつまでもこのクラスにいることができないのです。

2つをまとめますと

「10年以内に30局で勝率6割5分以上の成績を修めれば、フリークラスを脱出できる」

ということになります。

10年もあるんだから大丈夫でしょと思われるかもしれませんが、実はこれがそうでもないのです。

「勝率6割5分以上」

このハードルがとてつもなく高いのです。

・勝率7割以上 … 超優秀

・勝率6割以上 … 優秀

です。

つまりフリークラスを脱出するためには「超優秀」と「優秀」の間の成績を修める必要があるのです。

そのため10年という期間も実はそれほど長くないのです。

フリークラスを脱出するためには、早くても2~3年は必要だと言われています。

そんな中

佐々木大地四段はわずか「10ヶ月半」でフリークラスを脱出

しました。

これは物凄い早さです。

過去最速のスピードです。

勝率7割以上の勝率を残し続けたからそこの快挙でした。

本当に素晴らしいことだと思います。

まとめ

今回は将棋のプロ棋士である佐々木大地四段を紹介させていただきました。

これからの活躍がとても楽しみですね。

ますますのご活躍を期待しています。

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